高知県幡多郡黒潮町と松本町長について

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高知県西部に位置し、人口は約1万600人。1989年に旧大方町(現黒潮町)職員だった松本敏郎氏と、高知市のデザイナー梅原真氏らが「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です」をコンセプトに、長さ4キロの入野海岸を舞台としてさまざまなデザインのTシャツを展示する「Tシャツアート展」を開催。イベントは30年以上続き、来場者は3万人を超える高知県を代表する催しとして定着している。

2012年10月には、カツオ漁で縁の深い宮城県気仙沼市の復興商店街でも開催した

潮風にひらひらするTシャツが、砂浜を「美術館」に変えた

 

また、2012年には南海トラフ巨大地震の被害想定で全国一の津波高34メートルが示される。当時の情報防災課長だった松本氏を先頭に「犠牲者ゼロ」の防災対策の思想を固め、町職員全員が防災担当者として町民に寄り添い、津波避難計画を練り上げた。
2016年には日本を含む世界30カ国の高校生が集う「『世界津波の日』高校生サミット」を開催した。

 

 

 

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