日本は山、森の国

林業に関すること
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日本列島の面積は3779万haあるという。そのうち、森林が占める面積は2505万ha(データは林野庁資料参照)。割合にすると国土の約66%が森林。
よく知られた話だと思うが、日本は7割近くが山、森の国ということになる。

7割がスギとヒノキ

森林は、大きく分けると人工林(1020万ha)と天然林(1348万ha)に二分される。
人工林とは、読んで字のごとく人が山に手を加えて植林した山。人工林に植えられた樹種を見ると、スギ(444万ha)とヒノキ(260万ha)がほぼ7割を占める。

林野庁HP(https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html)より引用

先の大戦で日本の国土は荒廃した。それは山も同じだっただろう。

その後迎えた高度経済成長で木材需要が高まり、日本の森林政策は成長が早いスギ、ヒノキをどんどん植える「拡大造林」政策を続けた。

木材価格が下落した現在では、植林後に手入れがされずに放置林として捨て置かれるケースは少なくない。

 

コメント

  1. […] 日本の人工林は1020万haあるとされる。(参照=日本は山、森の国) […]

  2. […] 「日本は山、森の国」の記事で「人工林のうちスギが444万ha、ヒノキが260万haあり、ほぼ7割を占める」と書いた。 […]

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