林業に関すること

ドイツと日本 林業事情の違い

日本において、林業を志す若者は決して多いとは言えない。いや、少数派であると言ってもいい。しかし海外に目を向けると、ドイツでは「子どもたちがあこがれる職業」と評する識者もいる。両国の林業事情の違いをまとめてみた。ドイツの森林面積は日本の半分日...
コラム

【コラム】土地は誰のもの?

司馬遼太郎(1923~1996年)は著書「土地と日本人」(1980年発行)の中で、「土地公有化論」を展開し、5人の識者と対談を繰り広げている。同書が発行された時代は、高度経済成長や田中角栄が唱えた「日本列島改造論」を受けて地価が高騰。土地は...
挑戦記

頼るべきは法務局ではなかった…。山主さん探しには「林地台帳」が絶必!?/自伐型林業挑戦ブログ

地元のおじいさんから「わしの山を切っていいぞ」と言われたヤマモリ。ただ、おじいさんの山だけでは林業をするには面積が小さかった。そこでヤマモリは森林面積を拡大するため、その山の周辺の地主を探索しようと法務局を訪れたのだが、地番ごとに山主の資料...
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挑戦記

自伐型林業挑戦ブログ/山間部に移住したヤマモリは地元民に「ワシの山を切ってよいぞ」と言われたのだが…

今回のブログは、実体験をフィクション化。主人公のヤマモリは、副業的な自伐型林業を志して山間部に移住し数ヶ月が過ぎた。彼は今、森林所有者の探索という壁にぶち当たっている。小規模零細な森林所有者という壁…移住して数ヶ月が過ぎたヤマモリは、師匠の...
森林政策に関する雑記

「FSC・SGEC・PEFC」そして「FM・CoC」/林業界における横文字を解説

林業界における「FSC・SGEC・PEFC」そして「FM・CoC」をご存じの方はどれほどいるだろうか。全て答えられる人は恐らくそう多くはないだろう。筆者もこの記事を作成するに当たって、なかなか苦労した。知っておいても損はないと思うので、まと...
森林政策に関する雑記

森林環境税の活用で「木製サッシ」の利用拡大はあるのか?国会でも議論

納税者1人1千円の負担となる「森林環境税」の使い道について個人的に興味を持っている。国会でどのようなやり取りがなされているかを調べてみると、まず目に入ったのは「木製サッシの利用拡大」だった。前向きな林野庁長官「国会会議録検索システム」という...
番外編

【原発訴訟】伊方原発は止まるの?止まらないの? 広島高裁の判断をまとめてみた

2020年1月17日、広島高裁が愛媛県の伊方原発3号機の運転を認めない決定をした。この報道に触れた筆者は「以前にも運転差し止めのニュースあったよな?」と既視感を覚えた。少しググってみると、これは既視感でもなんでもなく、2017年12月に同じ...
森林政策に関する雑記

高知と岐阜。森林率全国1位・2位の「林業大学校」を比較

日本では林業の担い手不足が課題となるなか、新規就業者を育成・確保するための「林業大学校」なるものの設立が進んでいる。今回は、森林率84%で全国1位の高知県と、81%で2位の岐阜県にある「林業大学校」を比較しながら紹介する。歴史が古いのは岐阜...
森林政策に関する雑記

木は太すぎると安くなる??その仕組みを解説

「木は太すぎると安くなる」と聞いて合点がいく人はどれだけいるだろうか??その仕組みを解説する。木が太いと安くなる不思議左の一覧は木材の長さと太さごとの価格表。ここで注意が必要なのは、この価格は木1本当たりのものではなく、その長さと太さの木を...
森林政策に関する雑記

皆伐地を歩いて思ったこと/「恒続林思想」を提唱したメーラーが生きていたら…

ある皆伐地を見学した際、早速イバラに襲われた。イバラとは、トゲのある低木の総称である。「イバラの道を行く」と聞けば、困難な道を突き進む勇敢さを感じなくもないが…。イバラは私の上着の袖をザクリ。トゲを抜こうとすれば手袋の上からでもザクリ。これ...
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