【2022年9月神奈川県山北町議会】遊休の町有施設の活用や商店街の活性化策などを議論

山北町情報情報
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山北町議会9月定例会が5日開会し、7人が一般質問に立った。遊休になっている町有施設の活用方法や商店街の活性化などについて議論が交わされた。
湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は以下の通り。

遊休の町有施設は民間に賃貸優先

旧観光施設の「丹沢森林館・薬草園」や「丹沢湖ビジターセンター」は施設の利用を希望する民間事業者に賃貸することを優先し、施設の在り方そのものについても検討している。民間活力の導入も視野に入れながら利活用の推進を図りたい。

(塩漬けになっている)都夫良野(つぶらの)事業用地にグランピング誘致の計画を進めたが、地元との妥協点が見つからず事業着手には至っていない。課題を一つずつ解消してくための検討を進め、早期の利活用を目指す。

スマートインター周辺のプロジェクト会議を立ち上げ

2024年度開通予定の新東名高速道路(仮称)山北スマートインターチェンジ周辺の施設整備について、神奈川県とNEXCO中日本、町で構成する「山北町地域振興プロジェクト会議」を立ち上げ、7月11日に1回目の会議を開催した。

道の駅などの既存施設の現状と課題を精査した後にそれぞれの施設が担うべき役割を整理する。今後はプロジェクト会議内に施設整備部会と観光情報部会の2部会を設置し、検討していく。施設部会と観光部会の第1回目の会合を9月中にも開く。

検討に当たっては清水あり方研究会をはじめ、地元の清水地区に情報提供するとともに、意見を伺いながら進めていく。

商店街活性化に向けて人材育成が課題

駅前商店街の商店主と商工会との意見交換会をこれまでに48回開催した。コロナ禍で昨年度までは開催できなかったが、今後も継続して取り組んでいく。商店街の活性化は、人材育成が喫緊の課題だと認識している。
国の商店街振興の支援策を利用するためには、活性化を中核的に担う人やリーダーシップを発揮する人の存在を支援の要件とするケースも見受けられるのため人材育成は非常に重要になる。8月30日には商工会の本部役員、部長らに所信表明の内容を伝えた。意見交換の場を継続するとともに他の団体と連携し、活性化に引き続き取り組んでいく。

商工会の中で町づくりの専門家の配置が必要という意見があれば再度調整する。

 

コメント

  1. にゃあ より:

    早速のレポート、ありがとうございます☺️議員だよりで公表されるのはずっと後なので、リアルタイムで知ることができ、嬉しいです。

    山北町の道の駅が、悪い意味での”昭和”だと個人的には思うので、スマートインターのプロジェクトで改善となることを期待しています。

    先日の選挙で入られた新しい議員さんも質問されたんでしょうかね?新しい風となることを期待して、引き続き議会の動向を見守りたいと思います。

    私たち町民の代わりの傍聴、ありがとうございます!

    • yama-mori-journal より:

      いつもありがとうございます!
      議会の録画中継を始めるようなことを聞きましたが、いつになるのか・・・といった具合です。
      引き続きよろしくお願いいたします🙇‍♂️

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