森林政策に関する雑記

林業に関すること

ドイツと日本 林業事情の違い

日本において、林業を志す若者は決して多いとは言えない。いや、少数派であると言ってもいい。しかし海外に目を向けると、ドイツでは「子どもたちがあこがれる職業」と評する識者もいる。両国の林業事情の違いをまとめてみた。ドイツの森林面積は日本の半分日...
森林政策に関する雑記

「FSC・SGEC・PEFC」そして「FM・CoC」/林業界における横文字を解説

林業界における「FSC・SGEC・PEFC」そして「FM・CoC」をご存じの方はどれほどいるだろうか。全て答えられる人は恐らくそう多くはないだろう。筆者もこの記事を作成するに当たって、なかなか苦労した。知っておいても損はないと思うので、まと...
森林政策に関する雑記

森林環境税の活用で「木製サッシ」の利用拡大はあるのか?国会でも議論

納税者1人1千円の負担となる「森林環境税」の使い道について個人的に興味を持っている。国会でどのようなやり取りがなされているかを調べてみると、まず目に入ったのは「木製サッシの利用拡大」だった。前向きな林野庁長官「国会会議録検索システム」という...
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森林政策に関する雑記

高知と岐阜。森林率全国1位・2位の「林業大学校」を比較

日本では林業の担い手不足が課題となるなか、新規就業者を育成・確保するための「林業大学校」なるものの設立が進んでいる。今回は、森林率84%で全国1位の高知県と、81%で2位の岐阜県にある「林業大学校」を比較しながら紹介する。歴史が古いのは岐阜...
森林政策に関する雑記

木は太すぎると安くなる??その仕組みを解説

「木は太すぎると安くなる」と聞いて合点がいく人はどれだけいるだろうか??その仕組みを解説する。木が太いと安くなる不思議左の一覧は木材の長さと太さごとの価格表。ここで注意が必要なのは、この価格は木1本当たりのものではなく、その長さと太さの木を...
森林政策に関する雑記

皆伐地を歩いて思ったこと/「恒続林思想」を提唱したメーラーが生きていたら…

ある皆伐地を見学した際、早速イバラに襲われた。イバラとは、トゲのある低木の総称である。「イバラの道を行く」と聞けば、困難な道を突き進む勇敢さを感じなくもないが…。イバラは私の上着の袖をザクリ。トゲを抜こうとすれば手袋の上からでもザクリ。これ...
コラム

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を見て思ったこと

2019年10月22日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ていて、林業界にもこんな人が増えたらな~と考えてしまった。捨てられるはずだったみかんを一流料理に取り上げられていたのは、志摩観光ホテル(三重県)の総料理長、樋口宏江さん...
森林政策に関する雑記

「森林組合」の役割って何?

森林組合の存在や仕事内容は、都市部で暮らしている人ほど目につかないのでは?10年前に地方に移住した筆者も彼らがどのような仕事をしているのかよく分からないでいた。最近は森林組合で働く人の話を聞く機会があり、彼らの存在を認識できるようになってき...
森林政策に関する雑記

【労働災害】自衛官よりも亡くなっている林業従事者…

林業は全産業のなかで労働災害発生率が高いのは有名な話だろうか。2018年は、労働者1000人当たりに発生した死傷者数は22.4人でトップ。全産業の平均が2.3人だからおよそ10倍で、2位の鉱業(10.7人)を大きく突き放している(林野庁HP...
森林政策に関する雑記

年間620億円の「森林環境税」 国の方針は木材増産に重きを置きすぎでは??

2024年度から、納税者1人当たり1千円を上乗せして徴収する新税「森林環境税」が始まることを知っている人はどれだけいるだろうか?納税義務者は6200万人いるらしいので、毎年620億円の税金が集まる計算になる。衆議院選挙1回分の税金620億円...
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