「日本は山、森の国」の記事で「人工林のうちスギが444万ha、ヒノキが260万haあり、ほぼ7割を占める」と書いた。
かつての国策でこんなにも植えられたスギとヒノキだが、現代ではどれほどの人がその違いを分かるのだろう?? 見分けるための二つのポイントを紹介する。
葉を見る
まずは葉っぱの形状の違い。スギは尖った葉をしているのに対して、ヒノキは平べったい。葉を確認するには樹冠を見上げなければならないが、木の根元に葉が落ちていれば手にとって見ることができる。
樹皮を見る
こちらは葉と違い、間近で見ることができる。スギの樹皮は割ときめ細やかなのに対して、ヒノキは荒い。しかし、樹皮の「きめ細やかさ」の度合いは素人には分かりづらい…。